肘の痛み!知っておくべき5つの症状
一度で痛めたケガはもちろんのこと、使いすぎによる炎症であっても組織が損傷していることに変わりはないのです。
今回は肘関節の痛み、気をつけなければならない重要なことについて。
スポーツをする方、必見です!
肘の痛みの原因は様々ですが、「患部の安静」が第一優先!
力仕事
ボールの投げ過ぎ
転倒
痛みの原因は様々であり、その症状も多岐に渡ります。
しかし、全てに共通しているただ一つのこと。
それは、大なり小なり「組織が傷ついている」という事実でしょう。
使い過ぎによる微細な損傷であれ、一度で起こる大きな損傷であれ、組織からすればどれも同じこと。傷ついた組織が修復するには例外なく同じ手順を踏むのです。
つまり、組織の修復のためにはまず「患部の安静」を第一優先としなければいけません。いくら医学が進歩しようとも、科学が発達しようとも、この事実は変化しない原理原則です。
治療(治す)というのはこの現実を理解した上で、いかに患部にとって最良の環境を作ってあげるかどうかにかかっています。
ちょっとわかり難いですね。(^_^;)
要は、トレーニングやストレッチングなんぞをする前に、必ず一定期間の「患部の安静」が必要だということです。
次回以降はスポーツ障害で多い「肘の痛み」をテーマに本当の意味での「治す」ということをお伝えしたいと思います。
今回は多く見られる、五つの「肘の痛み」について簡単ご紹介します。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
物を掴んだり、手首をひねった時に、肘の外側が痛みませんか?
それは、上腕骨外側上顆炎(通称テニス肘)である可能性が考えられます。
この「テニス肘」、治すには非常に苦労するのです。
筋肉の端の「腱」という骨についている組織は修復しにくいので、一度傷つくと元の状態に戻るまで時間がかかります。
詳しくは次回以降にご説明いたします!
野球肘(離断性骨軟骨炎、骨端線離開)
野球をしている少年、一度は肘の痛みで悩まされたことがあるのではないでしょうか?
フォームが悪いから、バランスが悪いから、筋力がないから・・・
今まで色々な事を言われてきたのではないですか?
もちろん、それらの要因もあるのでしょう。しかし、最も基本的な事を直さなければ、繰り返し痛めてしまいます。
フォーム指導、筋力強化の前に、「股関節の柔軟性」と「投球制限」について考えてみる必要があります。
詳しくは次回以降にご説明いたします!
靱帯の損傷(内側側副靱帯損傷)
スキー
スノーボード
自転車での転倒
転んで手をついた際によく起こる肘の靱帯損傷。
放っておくと、様々な後遺症に悩まされることになります。
一生後悔しないためにも、肘の靱帯損傷治療における注意点とリスクについて次回以降にお伝えします。
子供の肘の骨折
肘周りの骨折は様々な形態があります。
今回はその中で、病院でも見落とされやすい子供の肘の骨折についてお伝えしますね。
あなたの大切なお子さんに後遺症を残さない為、知って欲しい3つの骨折「上腕骨顆上骨折」「上腕骨外顆骨折」「橈骨頚部骨折」について次回以降お伝えします。
肘内障(ちゅうないしょう)
「子供の肘が抜けた」、「肩が外れた」と来院する人のほとんどはこの肘内障という病態です。
肘内障は徒手的に元に戻せばすぐに治るのですが、たかが肘内障と思い、骨折を見逃すことだってあるのです。
次回以降に肘内障に特徴的な症状とそのメカニズムを解説します。
育児中のママさん、必見です!
さいごに・・・
今回はよく見られる五つの「肘の痛み」をご紹介いたしました。
次回からの”詳説「肘のケガ」シリーズ”もぜひお読みください!
急なケガをしてしまったらすぐにご連絡ください
万が一、あなたやあなたの周りのひとがケガをしてしまったらすぐにご連絡ください。
当院ではあなたが最速で治る方法をご提供いたします!
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