小中学生の股関節痛、こんな症状には要注意!
小学生~中学生の男子が股関節を痛がっていたら、ここをチェックしてみましょう!
今回は子供の股関節痛で疑わなければいけない「大腿骨頭すべり症」についてです。
「大腿骨頭すべり症」を疑うべきなのは・・・
小学生~中学生の成長期にある男子。
特に小太りぎみの子供が股関節を痛がっていたら、この検査をしてみて下さい。
「大腿骨頭すべり症」という疾患かもしれません。
大腿骨頭すべり症とは、前回お話しした「単純性股関節炎」や「ペルテス病」などと似た症状を訴えますが、子供が下記の検査をして当てはまるようであれば、「大腿骨頭すべり症」という疾患を疑う必要があるのです。
自宅でもできる簡単な検査ですので、是非やってみて下さいね。
自宅でもできる簡単な検査法
①仰向けに寝かせます。
②片側の膝を曲げたまま、膝が胸につくように股関節をまっすぐ曲げて行きましょう。
③この時、下図のように膝が胸につかずに外に開いてゆくのであればこの検査は陽性となります。
この検査は「大腿骨頭すべり症」を疑う一つの検査なのです。
もちろん、陽性かどうかは専門家でないと判断つきづらい場合もあるでしょうが、簡単な検査法ですので試しに行ってみてはいかがでしょうか?
大腿骨頭すべり症とは股関節を構成している、大腿骨の頭がずれてしまう疾患です。
詳細な説明をするととても長くなってしまいますので、割愛しますが成長期にある小太りの男子に好発する疾患と言われています。
その背景にあるのは、急激な体重増加と成長期の軟骨層の問題から発生するようです。
正確な診断はもちろん、ちゃんとした検査が必要ですが、すぐにできる検査として今回はご紹介しました。
もし、このような傾向があるのならすぐに専門家に診てもらうことをお勧めします。
手遅れにならないうちにしっかりとした治療を始めて下さいね。
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