夜間に手を骨折!中手骨(手の甲の骨)骨折の治療経過とリハビリの成功例
夜間の転倒で手に衝撃!手の甲の骨が3本も骨折!?
夜間に転んで手を衝いて負傷されたと連絡があり、来院された患者様です。
診察すると手の甲の骨が3本も骨折していました。ということで、本日は夜間に来院された中手骨骨折について当院での治療経過をご紹介します。
※本症例は患者様のご厚意により了承を得て掲載させて頂いております。
手の甲の骨が3本も骨折している状態でしたが、手術せずに治す方法を選択!(写真・レントゲン画像あり)
下の写真は受傷直後の写真ですが、手の小指の付け根が曲がっているのが分かりますか?
ここは中手骨(ちゅうしゅこつ)という手の甲にある骨なのですが、ここが骨折していて大きく曲がっていたのです。
レントゲンを撮ると中手骨が3本も折れておりました。小指の付け根(黄色矢印)は粉砕。薬指の付け根は横に割れており、中指の付け根は骨にびびが入っている状態。病院では100%手術と言われるでしょうね・・・・
ご本人に治療方法の詳細を説明したところ、手術せずに治す方法(保存療法)を選択していただきましたのでさっそく処置に移ります。
さてと、信頼して任せて頂くからには手術よりも不具合なく治さなければいけませんね。
下の写真は骨を元に戻して(徒手整復)固定した後のレントゲン写真。粉砕していた骨の位置もきれいに戻したので、このまま骨癒合まで管理して行きます。(黄色い矢印の部分、バラバラだった骨がきれいに直っているでしょ?)
別の角度からはこんな感じ。
徒手整復後固定をして、徐々にリハビリを開始し、受傷後3ヵ月後には・・・
超音波エコー検査で骨折部の癒合状況を確認しながら、固定を徐々に軽くして行きリハビリを開始。受傷から3ヵ月後・・・
指も重なることなく元通りになりました。(指のケガは握った時に指が交差しないように治すのがポイントです。指が重なると見た目もさることながら力が入り難くなってしまうので、とても大切なことなのです。)
どうですか? 左右の手を比べてもかわらないくらいに治っているでしょ?
まだ少し握りが固いのと筋力が今一つ戻っていないので、もう少しだけトレーニングが必要です。
見た目もきれいに戻っております。手術をしなくてもこのくらいには治せるんですね(は~ よかった(^_^;))
急なケガをしてしまったらすぐにご連絡ください
○○さん、最後まで治療を任せてくれてありがとうございます。でも、こんなひどいケガはもうしないでくださいね(笑)
万が一、あなたやあなたの周りのひとがケガをしてしまったらすぐにご連絡ください。
当院ではあなたが最速で治る方法をご提供いたします!
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