ひざ裏の痛みを解消する方法「大腿二頭筋の痛み」について
膝をまげると痛む・・・
歩き出すと膝の裏が痛みだす・・・
もし、あなたがひざ裏の痛みで悩んでいるのであれば、今回お話しする「大腿二頭筋」の痛みであるかもしれません。
そんな、ひざ裏の痛みを解消する方法について解説いたしましょう!
「大腿二頭筋」が原因で痛む場所は?
あなたが痛む場所はここですか?
もしそうであるなら、今回お話しする「大腿二頭筋」が原因の痛みであるかもしれません。
その痛みを解消するにはちょっとしたコツが必要です。
それではさっそく、
・・・っと、その前に、大腿二頭筋とはなんなのかを簡単に説明しますね。
下図をご覧ください。
上図は、右の太ももを裏側から見た解剖図です。
まぁ、小難しい話はさておきまして、「大腿二頭筋」と書いてある筋肉をよくご覧ください。
大腿二頭筋というのは、太ももの裏側にある膝を曲げるための強力な筋肉の一つです。
図にある「半腱様筋」「半膜様筋」とともにももの裏を構成しています。
そして、坐骨と書いてあるのはお尻の部分にある出っ張っている骨のことです。
ちょうど座った時に床に当たる場所でもあることから「座る骨」とかいて坐骨(ざこつ)と呼ぶのですね。
まぁ、何となくイメージ出来ればそれでOKですよ。
大腿二頭筋はこの坐骨から始まり、ももの裏を通って膝の外側にくっつきます。
ですから、大腿二頭筋が収縮すると、膝を曲げるという運動になるわけです。
そして、この大腿二頭筋が腱に変わる辺りが痛むことがあるのです。
その痛みは筋肉の滑走不全が原因となっていることが多いのです。
痛みの出る場所を拡大するとこんな感じです。
このひざ裏の痛みを解消するには、もちろん筋肉の滑走不全を治してあげなければいけません。
とはいっても、ただのストレッチではなかなかとれないものです。
ではどうすればよいのか?
それをこれからお教えいたします!
ひざ裏の痛みを解消する方法
それでは、ひざ裏の痛みを解消する方法ですが、それは以下のような事を行います。
①まず、痛みが出る場所(ひざ裏の外側)より下を触ります。すると、なにやら「コリッ」とした腱が触れますよね。これが大腿二頭筋の腱です。
②そこから上に触っていくと、ちょうど痛いところに当たると思います。ここが治療箇所です。
③ここに親指以外の4指を筋肉の線維に平行に当てておきます。「平行に」ここがポイントです!
④当てた指は筋肉と筋肉の間に差し込むイメージで、少し強めに当てておきましょう。
⑤そのまま、膝をゆっくりと曲げ伸ばししてみて下さい。少し痛いですが当てた指の力は変えずに、がんばって膝の曲げ伸ばしを行いましょう。
⑥すると筋肉がだんだんと柔らかくなってくるのが指先で分かると思います。そうしたら、少し指の位置を変えて同じように行います。
⑦これを数十回繰り返すだけで、筋肉の滑走不全は解消されていきます。
終わったあとに、屈伸をしてみて下さい。痛みが和らいでいませんか?
もちろん、一回で治るわけではないですが、数日繰り返し行っていくとだんだん痛みがとれてきますよ。
ここでのポイントは、
・自分の4指を筋繊維に沿って「平行に」当てる事
・筋肉と筋肉の間を裂くようなイメージで膝の屈伸を行う事
・何か所か場所を少し変えて行う事
です。
筋肉の滑走不全による痛みに関しては、体のどこであっても原則この方法で、十分改善されますよ。
ただし、その痛みが筋肉の問題なのか、それ以外なのかは専門家に判断してもらうのがいいのですけどね。
もしあなたが、ひざ裏の外側の痛みで悩んでいるのであれば、ぜひ試してみて下さい。
効果抜群ですよ!
それでは、また。
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