第一関節の痛み!へバーデン結節の痛みに悩む方へ – 手軽なテーピング対処法
傷めた記憶がないのに、指先が痛む。ヘバーデン結節かも・・・
傷めた記憶がないのに、指先が痛む。
最近なんだか関節が太くなったような気がする。歳かしら・・・
赤く腫れて物を掴むのも辛い・・・
その悩み、ヘバーデン結節という疾患かもしれません。
そんなあなたのために、すぐに出来る対処法をお教えします!
ヘバーデン結節とは加齢による関節の変形と炎症
ずばり、ヘバーデン結節とは指の第一関節に起こる、変形性関節炎のことなのです。
指の第一関節に起こる、変形性関節炎は、リウマチなど膠原病によるものもありますが、今回はヘバーデン結節にフォーカスしてお話しましょう。
”ヘバーデン結節”なんて聞くと、知らない人は「悪い病気なの?」って思ってしまいますよね。
でも、ご安心ください。リウマチなどのように関節の破壊が起こるようなものではないからです。
簡単に言うと、関節の変形によって起こる、関節炎のことなんです。
詳しい原因は未だ不明なのですが、好発年齢は40~50歳代以降で、若い年齢層にはおきません。ですから、加齢による関節の変形ととらえていいでしょう。これに炎症が伴いやすいんです。
「へバーデン」は初めに報告したお医者さんの名前で、「結節」とはふくらみを意味します。
単に、加齢による関節の変形に炎症が伴ったものを、医師が最初に発表しただけのこと。
ちなみに、第二関節に変形と炎症が起きると、ブシャール結節なんて呼ばれたりするんですね(ブシャール医師・・・)
テーピングでヘバーデン結節の痛みをコントロールしよう
そして、このへバーデン結節、痛みが出るのは変形が始まってから完成するまでの間だけ。関節の変形が完成してしまうと痛みはなくなるのが特徴的です。
だから、この疾患の対処法は痛みをいかにコントロールするかになるのです。(変形はだれにも止められませんので・・・)
痛みをコントロールするって、具体的にはどうしたらいいの?
・・・そうですよね(^_^;)
へバーデン結節は当然関節に炎症が起きているのですから、関節を動かさないようにするのが最も重要です。でも、指が固定されると生活がとても不便になりますよね。
だから、炊事などに支障がない範囲で、痛みを抑えられるようテーピングで関節の動きを制限します。
手軽にできるテーピングでの対処法(画像あり)
それでは、手軽にできるテーピングでの対処法をお伝えしましょう。
①幅が3cmほどのテーピングを用意します。このとき、「伸び縮みしない」テープを薬局などで購入して下さい。
あまり粘着が強くない方がいいのですが、普通のホワイトのテーピングでもいいでしょう。
次に、貼る位置と貼り方なのですが、ちょっとしたポイントがあるので説明しますね。
②③テーピングを指の一周分より少し長めに切っておきます。この時、テープの粘着面でない側を指に当てておおよその長さを測ると、テープを無駄にしなくて済みます。
④第一関節部分を中心に、ぐるりと一周貼るのですが、この時、粘着面どうしをくっつけてしまいましょう。このときどちらかを少し長くしておくのがポイントです。
⑤粘着面どうしは隙間なくキッチリと貼り合わせます。こうすることで、テープを貼ったに必要以上にきつくならずに済むのです。
⑥余ったテープをそのまま指に巻くように貼ります。
⑦⑧最後に指を曲げてみて下さい、ここで第一関節が曲がらなければ完成です。
このように、テープで固定すると炊事もできますし、あまり不便さは感じません。濡れたら取り換えればいいので、衛生的でもあります。(粘着面どうしをくっつける、これがポイントです!)
関節の炎症は、使わないように固定することで治まる!
関節の変形は止められませんが、それに伴う関節の炎症は固定することで治まります。赤く腫れて痛いときには無理せず、使わないように固定しましょう。
どうですか?簡単でしょ?
もし、へバーデン結節の痛みでお悩みなら、一度試してみる価値はあります。
炎症を抑えるには固定するしかないんです。
忘れないでくださいね。
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