「突き指」「脱臼」けっして引っ張ってはダメ!常識のウソとは・・・
みなさんボールが当たって突き指したなんて経験ありませんか?
その時、指を引っ張ったりしませんでした?
でも、けっして引っ張ってはダメなんです。
なぜなら・・・
今回は意外と知らない重要なことをお伝えします。
突き指したからといって、絶対に引っ張らないでください!!
突き指=引っ張る
良く聞きますよね。
でも、なぜ引っ張るという発想が出てきたのか?
それは・・・
我々ほねつぎが古来より、指のケガに対して引っ張るような行為を施して骨折や脱臼を治してきた事が発端です。
そして、そのイメージが先行して、「突き指」=「引っ張る」ことが一般的に定着してしまったようです。
でも突き指したからといって、絶対に引っ張らないでくださいね。
むやみに引っ張ると、取り返しのつかないことになってしまう可能性が非常に高いのです。
簡単に突き指といっても痛める場所は素人には判断が難しい!
それは以下の二つの理由からです。
一つ目は、単純に引っ張ってしまうと、よりいっそう壊れた組織を痛めてしまうこと。
まぁ、これは容易に想像できますよね。
そして二つ目が重要なのですが、突き指といっても傷める場所は様々です。そして、素人判断ではそれがどの様な怪我なのかを目極めるのは非常に困難なのです。
そして、万が一それが脱臼だったとして、そのまま安易に引っ張るとどうなってしまうか?
むやみに引っ張ると、関節と関節の間に靭帯や骨片(骨折した破片)を挟み込んでしまうかもしれないんです。
挟み込む?骨片?
まずは下図をご覧ください。
例えば、こんな感じです。
何となくイメージできましたか?
突き指をして脱臼したのであれば、小さな骨片に注意を払わないといけまん。また、種子骨という小さな豆状の骨にも注意が必要です。
一度これらの骨が関節内にはまり込んでしまうと、手術以外に取り出すことが出来なくなるからです。
だからむやみに引っ張らない!これが非常~に重要なんですね。
正しい位置に骨を戻す「整復」は信頼できる接骨院で!
骨を戻す作業のことを「整復」と呼ぶのですが、我々が行う整復には沢山の重要なポイントがあるのです。はたから見ると、引っ張っているだけに見えますが、正しく治すにはそれなりの技術を要するのです。
「突き指した〜」と思ったら、迷わず信頼できる接骨院で診てもらって下さいね。
たとえ指が逆に曲がっていても、引っ張ってはダメですよ!
今日お伝えしたことが、いざという時あなたのお役に立てたら幸いです。
知っていると得をする、とてもとても大切なことでした。
急なケガをしてしまったらすぐにご連絡ください
万が一、あなたやあなたの周りのひとがケガをしてしまったらすぐにご連絡ください。
当院ではあなたが最速で治る方法をご提供いたします!
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