すねの痛み!シンスプリントと疲労骨折を見分ける方法(1)
走るとすねが痛い・・・
休んでもなかなか良くならないのはなぜだろう・・・
最近では歩くたびに、痛みが走る・・・
そんな、悩みを抱えている方は是非とも読んで下さいね!
ランナーに頻発する「シンスプリント」と「疲労骨折」の原因と、その見分け方。
すねの骨が「ポキッ」と折れてしまう前に、知っていて欲しい大事なお話です。
シンスプリントとは
シンスプリント(Sin=すね)は、走ることが多いスポーツに多く発症します。
特に運動中や運動の後に起きる、すねの内側痛みが主な症状です。
別名「過労性脛部痛」「過労性骨膜炎」などとも呼ばれています。
原因はヒラメ筋や後脛骨筋など、すねの骨の近くにある筋肉が炎症を起こして痛みを発症すると言われています。
だから、普通は運動をした後などにすねの内側が痛む場合は「シンスプリント」を疑うんですね。
しかし、シンスプリントは疲労骨折を起こすまでの過程の症状とも言われており、未だ一定の見解は出ていません。
いずれにしろ、疲労骨折ではないものの同部位に炎症症状を起こしている状態には変わりはないのです。
そして、このシンスプリントと似た症状を訴えて、特に気を付けなければいけないのが脛骨(すねの骨)の疲労骨折なのです。
「シンスプリントだから大丈夫」と思い込み、疲労骨折の初期症状を見逃していると、いつしか「ポキッ」っと折れてしまうことだってあるんです。
そうならないためにも、疲労骨折のことをよく理解しておきましょうね。
疲労骨折の初期症状って、シンスプリントとすご~く似ているんです。
疲労骨折とは
シンスプリントと疲労骨折の見分け方をお伝えする前に、まずは疲労骨折について理解をしておきましょう!
疲労骨折とはその名の通り、疲労によるストレスによって起きる骨折のことです・・・(^_^;)
例えば・・・
針金をグニャグニャ曲げた時のことを思い浮かべてみて下さい。
最初は硬い針金も、何度も曲げ伸ばししているうちに柔らかくなり、いつしか「ポキッ」と折れてしまいますよね。
あれと同じことです。
人体の中で最も強度のある「骨」であっても、度重なるストレスを受けていると次第に壊れて行きます。
そして、いつは完全に折れてしまうのです。
つまり疲労骨折とは、この金属疲労と同じ現象が私達の「すねの骨」に起きてしまっているということなんです。
それでは、疲労骨折を起こすまで、私たちの骨はいったいどのようになっているのか、詳しくご説明致しましょう!
疲労骨折で初めに壊れる場所
骨の中身ってどうなっているかご存知ですか?
まずは下図をご覧ください。
上図は私たちの足の骨、ちょうど拡大している部分はいわゆる「すねの骨」です。
右の拡大図にあるように、私たちの骨は筒状になっていて中には骨髄という血液を産生する機関が備わっています。(正確には大人になるとその機能は無くなってしまうことがほとんどですが、それについてはまた今度・・・)
ここで注目してもらいたいのは、骨の内部は多孔質の線維状のものであるということです。
ここを海綿質(かいめんしつ)と呼びます。
(簡単に言えば、軽石みたいなスカスカな線維状の構造をしているんですね。)
そして、骨の外層は皮質(ひしつ)という強固な構造があり、骨の強度はこの最外層の皮質に頼っているんです。
要するに、この皮質が壊れてしまうと骨は完全に折れてしまうのです。
さて、これからが本題「疲労骨折で初めに壊れる場所」ですが、
はじめに壊れて行くのは、海綿質です。
よって疲労骨折は内部の弱い構造から徐々に壊れて行き、一定の強度を超えてしまうと、最後には「ポキッ」と折れてしまうんです。
中の線維状の骨成分が壊れされ、次第に骨の強度を失ってゆく・・・
針金が折れて行くのと同じイメージです。
何となく想像できましたか?
だから、疲労骨折の初期とは、中の海綿質が壊れ始めているものの、外層の皮質は壊れていない。
そんな状態を指します。
そして、これがシンスプリントの症状と似ているから、やっかいなのです。
すねの骨で疲労骨折が起きやすい部分
さて、疲労骨折と言っても、競技や使い方によって様々な場所で起こります。
実際には、すねの骨の真ん中よりやや下の部分で折れる事が多いのですが、一応、教科書通りの情報も載せておきますね。
疲労骨折が起きやすい部分は、種目によって以下のように分けられています。
「疾走型」
脛骨 中上1/3境界部 or 中下1/3境界部
腓骨 下1/3部
「跳躍型」
脛骨 中央1/3部
腓骨 上1/3部
なんだかよくわかりませんよね・・・(^_^;)
脛骨(けいこつ)とは、いわゆる「すねの骨」のことです。
腓骨(ひこつ)とは、すねの骨の外側にあるもう一つの細い骨のことです。
また、1/3境界部とはすねの骨を3等分した際の上1/3と中央の1/3との境界部という意味です。
要は、走り過ぎでなる疲労骨折は、脛骨の上か下、または腓骨の下によく起きますよってことなんですね。
まぁ、こんなこと覚えなくてもいいんですが、自分が痛い場所がどこであるか確認するにはいいかな?と思って載せておきました。
先ほどもお伝えしたように、実際は脛骨の下側に起こる事がほとんどなんですがね・・・。
それでは、いよいよ疲労骨折の診方についてお伝えしようと思うのですが、これについては次回にしたいと思います。
次回はシンスプリントと疲労骨折の見分け方、疲労骨折の確定診断にいたるまで。
少し詳しくお伝えしたいと思います。
楽しみにしていて下さいね。
それでは、また。
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