あなたの膝が痛む原因はどれ?自力で解消する方法とは。
あなたの膝が痛い場所、それは次のうちどれですか?
痛みを改善させるための近道は、痛みの原因を知ることです。
痛みの出る場所から疑われる、代表的な膝関節の疾患について次回以降順番にご紹介します!
痛みの原因を理解して、自力で痛みを克服しましょう。
膝の前面
あなたの膝の痛みは次のうち何処に出ているでしょうか?
1.膝のお皿のちょっと下の骨の部分
運動をした後、膝下が痛くなる・・・
最近では、階段を昇るのも、降るのもつらい・・・
もし、あなたが中学生~高校生の成長期であるのなら、その痛み「オスグット-シュラッテル氏病」か「膝蓋靭帯炎」のどちらかの可能性が高いでしょう。
2.膝のお皿の端
運動後に膝が痛くなる・・・
お皿の骨が痛い気がする・・・
お皿の骨の癒合不全でおきる疾患。その痛みは、有痛性分裂膝蓋骨かもしれません。
3.膝の内側のちょっと下
曲げ伸ばしで痛む、膝の内側の痛み。
この部分に痛みが出ているのであれば、それは「鵞足腱炎(がそくけんえん)」かもしれません。
膝の側面
あなたの膝の痛みは次のうち何処に出ているでしょうか?
1.膝の外側
走った後、階段を下りるのと膝がすごく痛い。
歩くだけでも膝の外側が痛む・・・
そんなあなたの痛みは腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)という疾患かもしれません。
一度発症すると、治るまでに長くかかる腸脛靭帯炎。別名「ランナー膝」についてお伝えします。
2.膝の内側
膝を捻って損傷する「半月板損傷」
膝の関節を曲げ伸ばしをすると痛む「変形性膝関節症」
これらの診断が下ったら気を付けなければいけない事があるのです。
今からできる簡単なことは、①膝を捻じらない ②膝を深く曲げない
膝の後面
あなたの膝の痛みは次のうち何処に出ているでしょうか?
1.膝の後ろの外側
膝の裏が痛む・・・
膝を曲げると、膝裏がつまる感じがする・・・
膝の裏に起こる代表的な2つの疾患。それは、「膝窩筋炎」と「ベーカー嚢腫」です。
膝窩筋炎とは
膝の裏を解剖用語で膝窩(しつか)と呼びます。
今回ご紹介する膝窩筋とは、膝裏にある筋肉のことです。
この筋肉に炎症を起こすと、膝関節を動かすたびに膝の裏に痛みが出るようになります。
炎症がひどければ、足を曲げられない程痛みが出ることだってあるのです。
2.膝の真後ろ
ベーカー嚢腫
ベーカー嚢腫とは簡単に言えば、だれもが持っている「膝窩膿疱」という袋に水(関節液)が溜まった状態をいうのです。
我々の関節は、関節を包み込む袋で覆われており、中には関節液(滑液)が少量存在します。
この関節液は、関節をスムーズに動かすためになくてはならない潤滑油のような役割を果たしているのです。
そして、関節を包んでいる関節包は、膝の上に「膝蓋上膿(しつがいじょうのう)」、膝裏に「膝窩膿疱(しつかのうほう)」という袋がついています。
この「膝蓋上膿」と「膝窩膿疱」はともに普段はペシャンコの状態にあるのですが、ひとたび関節液が増えてしまうと、この袋に関節液が溜まってしまうことが多いのです。
次回以降、痛みの出る場所から疑われる、代表的な膝関節の疾患について順番にご紹介します!
痛みの原因を理解して、自力で痛みを克服しましょう!
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