膝の内側が痛む「鵞足腱炎(がそくけんえん)」について

曲げ伸ばしで痛む、膝の内側の痛み。

この部分に痛みが出ているのであれば、それは「鵞足腱炎(がそくけんえん)」かもしれません。

 

ということで、今回は鵞足腱炎の原因と対処法についてお伝えします。

 

 

痛みの出る場所

あなたの痛みはここですか?

 

 

もしそうであるなら、これからお話しする鵞足腱炎についての知識が必要です。

関節炎とはちがう鵞足腱炎という疾患について、解説しましょう!

 

鵞足部とは

まずは、鵞足といわれている部分から説明しますね。

さっそく、下図をご覧ください。

 

 

 

 

上図は、膝を前から見た解剖図。

この青色で囲った部分が鵞足と言われている部分です。

 

 

なぜ鵞足という名前なのか?

 

それは、鵞鳥(がちょう)の足に似ているからそう呼ばれているのですね。

 

図を見ると、ちょうど3本の腱が骨に付着していますよね?

この付着部の形が鵞鳥の足のようにみえませんか?

 

・・・・見えませんね(^_^;)。

私もそう思います。

 

でも、そう呼ばれているので、そこはそのように呼ばせてください。

 

この3本の腱はそれぞれ名前がついていて、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)、縫工筋(ほうこうきん)という筋肉から派生する腱がここについているのです。

まぁ、難しい解剖用語はさておきまして、この3つの筋肉はそれぞれ膝関節を曲げるために働いている筋肉なんです。

そして、この筋肉を酷使し過ぎたために起こる、鵞足部の炎症をのことを鵞足腱炎と呼んでいます。

 

鵞足腱炎が起きやすい動き

鵞足部に負担がかかりやすい動き、それは膝が内側に入り込むように曲げた時なのです。

膝頭が内側を向いた状態で膝関節を曲げると、この鵞足部についている筋肉が強く引き伸ばされます。

すると、付着部である腱に炎症が起き、鵞足腱炎となるのです。

 

この膝が内側に入る動きは、様々なスポーツで起こります。

例えば、テニスのバックハンドで打つ場合、踏み込んだ前の軸足はどうなっていますか?

踏み込んだ後、ボールを打つために膝を内側に入れてませんか?

 

このように、体を回旋させる時には膝に大きな負担を強いています。

これを何度も繰り返すと、次第に付着部に炎症が起きてしまうんです。

 

鵞足腱炎になったら

膝への負担を軽減することが大切なのですが、特に「膝が内側に入るような動き」を避ける事が大切です。

テニスなどであれば打ち方を変えるとか、一定期間練習メニューを変えるかとか、やり方はいくらでもあります。

 

ただ単に休むというのではなく、原因となる動きを避ける事が肝心です。

 

原因を理解して、適切な対処法をとりましょう。

 

ちなみに、完全に休めばおおよそ2週間くらいで完治しますよ。

でも、多くの方は10日ほど休んでから、少しず段階的に練習を再開させています。

 

急に始めると、ぶり返してしまいますので、休養の期間にしっかりとしたストレッチで筋の柔軟性を高め、痛みの出ない体の動きを理解することが大切です。

 

あなたの動きに癖はありますか?

これを機に、自分の動きの特徴を再確認してみて下さいね。

 

それでは、また。

 

(「あなたの膝が痛む原因はどれ?自力で解消する方法とは」についてはこちらから)

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