足裏の痛み。足底腱膜炎って知っていますか?

足裏の痛み

足を踏み込むと足の裏が痛い。

特に、朝起きて一歩目がすごく痛むのよね・・・

運動するとかかとの痛みで、思うように動けない・・・

 

あなたはこんなことで、悩んでいませんか?

今回は足の裏が痛む、「足底腱膜炎」についてのお話しです!

これを読むことで、あなたの悩みが解決するかもしれません。

 

足底腱膜炎

足をつく度に痛む・・・

これって、結構ストレスですよね。

私も昔、この痛みに悩まされた事があるからわ分るのです。

まだまだこの世界に入る前の、何にも知らない頃の話です。

あの時、今の知識があれば、あんなに悩まされずに済んだのに・・・

だから、今ご覧になっているあなたに伝えたい、足底腱膜炎の基礎知識!

ここの痛みで悩んでいる人って結構多いんですよ。

 

痛みが出る場所

歩くと足の裏、踵あたりが「ズキン」と痛たんだりしていませんか?

その症状、「足底腱膜炎」かもしれません。

人によっては土踏まず全体が痛かったりする人もいますが、たいてい踵のちょっと前側に痛みが出るのが普通です。

 

それではなぜ、ここが痛くなるのでしょうか?

順番にご説明いたしましょう!

 

足裏の構造

足底腱膜炎を理解するには、足の裏の構造を知らないといけません。

ということで、まずは足の裏の解剖からみてみましょう。

・・・って、大丈夫!

難しいお勉強をするつもりはありませんよ。

イメージしやすいように、簡単な説明だけにとどめておきますのでご安心ください。

では、さっそく下図をご覧下さい。

 

 

 

足って、裏側から見るとこんな感じになっているんです。

この足裏にある白い膜のようなものが今回お伝えする「足底腱膜」なるのもです。

そしてこの膜は、足先から踵に向けて広〜く着いていて、足のアーチを保持するとっても大事な組織なのです。

・・・足のアーチ?

そう、私達の足はアーチ状になっていて、地面からの衝撃を吸収したり、スプリングのように反動を使って前へ蹴り出したりと、大切な機能を持っています。

思っている以上に、我々は足底腱膜の機能に助けられているのですね。

 

足底腱膜の機能

足底腱膜は足のアーチを保持するために重要な組織とお伝えしましたね。

では、具体的にどのようになっているのか図を使ってご説明します。

 

 

上図の赤い線が「足底腱膜」、黄色い線が「足のアーチ」です。

このように、足の骨はアーチ状に配列し、足底腱膜やふくらはぎから伸びてくる腱によってその構造を保持しているのです。

「土踏まず」ってあるでしょ?

余談ですが、足をついても土につかない場所だから「土踏まず」って呼ぶんですね。

この土踏まずとは、足がアーチ状になっている証拠です。

また、足の外側から内側に向けて、アーチが高くなっているのも特徴的です。

 

そして、もう一つ。

足には横にもアーチが形成されているのです。

 

ちょっと分かりにくいと思いますが、足を真正面から見ると、このようにアーチが形成されているんです。

これも、大切な構造です。

 

なぜ、踵(かかと)が痛むのか?

では、なぜ踵に痛みが出るのでしょう?

それは・・・

足底腱膜が踵の一点に付着していることが大きな理由です。

足の裏をみてもらえば分かるように、指先へと広くついている腱膜は踵の一点に付着しています。

この腱膜が伸張されれば、付着部である踵に伸張ストレスが集中します。

 

 

 

ちなみに、足の指を反らしてみると上の図のように足底腱膜はピンと張ります。

指側は引っ張る方、踵側は引っ張られる方。

当然、踵側の付着部の方が伸張ストレスを受けやすいですよね?

だから、繰り返す伸張ストレスに耐えきれず、踵の付着部の腱膜が裂けるように傷ついてゆくのです。

 

足底腱膜炎の解消法

足底腱膜炎を治すには、傷ついた腱膜が修復するのを助けることが必要です。

簡単に言えば、足をつかないでじっとしている・・・

これが組織修復にとっては一番良いことなのですが、現実的ではありませんよね。

ですから、足底腱膜の機能をサポートしてあげることが痛みを解消する第一歩なのです。

具体的には、アーチを保持するためのパットを付けましょう!

 

理想的なパットは、このような形状が一番足に適しています。

 

 

荷重した際に土踏まずが埋まるくらい。(縦アーチの保持)

なおかつ、第2指のあたりが高くなるような形。(横アーチの保持)

このようなパットを自作できると、大変効果的です。

しかしながら、自作するのは少々やっかいなので簡易的なインソールやサポーターなどでもOKです。

要は、足のアーチが保持できれば何でもよいのですから・・・

足底腱膜炎は朝起きた時の第一歩目は非常に痛く感じます。

それは、夜に修復かけた組織が再び裂けてしまうからです。

裂けると言っても、顕微鏡レベルのごく小さな組織が切れるという意味です。

ですから、再び裂けてしまうような組織の負担を減らさないと、いつまでたっても治らないのです。

だって、切り傷にせっかくできたカサブタを無理やり剥がしたら、いつまでたってもその傷は治らないでしょ?

それと同じことです。

 

だから、インソールやパットなどを使い、極力負担をかけずに生活することが大切なのです。

程度にもよりますが、安静にして2週間~4週間程度で痛みがとれてきます。

 

足底腱膜炎の予防法

先ほど、朝の第一歩目が一番痛いと言いましたが、この痛みを少しでもやわらげるには下記の方法を試してください。

 

1.足底腱膜を緩めてマッサージ

左図のように、足の指を曲げて足底腱膜を緩めましょう。

そのまま、反対の手でゆっくりと足底腱膜や付随する筋肉をマッサージします。

(右図では見やすいように足の指を抑えた手を離していますが、実際は抑たまま別の手でマッサージして下さい。)

この時、足底腱膜の付着部である踵付近は強く押さないように気を付けて下さいね。

 

2.足底腱膜をストレッチ

 

今度は反対に指を反らして、足底腱膜を伸ばします。

これもそのままの、別の手でピンと張った足底腱膜をゆっくり押してゆきます。

するとピンと張った腱膜がさらに引き伸ばされて、腱膜自体をストレッチすることができます。

痛みが出ない程度にゆっくりと行って下さいね。

 

3.ふくらはぎのストレッチ

これは、いわゆる「アキレス腱を伸ばすストレッチ」でOKです。

足底腱膜とアキレス腱から続くふくらはぎを包む筋膜はつながっているため、ふくらはぎを伸ばすことは足底腱膜の負担を軽減させる効果が期待できます。

これもゆっくり痛みの出ない範囲で行いましょう!

繰り返す痛みには・・・

足底腱膜炎を繰り返している症例では、まれに腱膜自体が変性を起こしている事があります。

損傷した腱膜も治そうと治癒機序が働くのですが、繰り返し何度も同じ場所にストレスを加えていると組織が変性し、修復する機会を失ってしまいます。

そうすると、難治性の痛みを引き起こす事とになります。

そうなってしまうと、ストレッチや安静では改善が見られないため、局所に強力な超音波を当てて一度組織を破壊する方法があります。

これは、局所的に組織を破壊することにより、組織に修復する機会を与える治療法ですが、保険適応ではないためかなり高額になります。

しかしながら、何年も足底腱膜の痛みに悩まされている方にとっては、選択肢に入れることも良いのではないかと思います。

そのようにならないためにも、しっかりとケアすることが大切ですね。

 

痛みが出たら、無理をしないで治すことに集中しましょう!

 

これが、一番早く「復帰」できる確実な方法ですよ!

 

さて、次回は足底腱膜に有効なテーピング方法をお伝えしたいと思います。

お楽しみに!

 

(「足底腱膜に有効なテーピングの方法」について詳しくはこちらから)

 

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