マッサージでは「肩こり」が治らない理由とその解消法(1)

肩こり

 

「あ~、この頑固な肩こりどうにかならないかしら。」
「マッサージに行くとその時はいいんだけど、すぐに戻っちゃうのよね~」

長年肩こりで悩んでいる、そこのあなた、その「肩こり」単なる筋肉の疲労ではないかもしれません。

今回は、よくある肩こりの原因「頚椎症」について解説いたします。

「腕の痛み、手の痺れ、手に力が入りにくい」と感じている人は要注意です!

肩こりの場所

突然ですが、今あなたが肩こりを感じている場所はどこですか?

 

 

上の図は首から出ている神経の炎症によって痛みが出る部分です。

・・・って、肩から背中にかけて全部じゃない!

そう、首から出ている神経はこのように肩から背中にかけて広がっています。

そして、その部位によって頸椎(首の骨)のどの部分から出ている神経なのかが異なるのです。

つまり、何を言いたいのかというと・・・

あなたが肩こりだと思っているその痛みの原因は、首から出ている神経の炎症による痛みなのかもしれないということです。

 

 

「・・・・・?」

「でも、マッサージすると少し楽になるわよ?」

 

そうですね。(^_^;)

もちろん、筋肉をマッサージされれば気持ち良いですし、一時的には改善するような感じると思います。

しかし、原因が頸椎から出ている神経の痛みであるなら、神経の炎症を抑えなければ治ることはないのです。

だから、ただのマッサージでは、すぐに痛みがぶり返してしまうんですね。

 

何をやっても良くなず、頑固な肩こりに悩んでいるそこのあなた!

その肩こりを本当に解消したいのであれば、是非とも、これからお話しする「頚椎症」を読み進めて下さい。

今日から出来る「頑固な肩こりを解消する3つのポイント」についてお伝えしたいと思います。

 

頚椎症(けいついしょう)

頚椎症とは、頚椎に原因がある疾患の総称で、細かく分ければその疾患は数多く存在します。

もちろん一つずつお伝えしても良いのですが、そんな専門的な話ばかり聞きたくないですよね?

ですから、その肩こりをどうやって解消したら良いか?にフォーカスしてお伝えしたいと思います。

 

とはいっても、頸椎症のことを知らないと話が進みませんので、頸椎症と神経炎についての概要を簡単にお伝えしますね。

 

まずは、頚椎の構造から話を進めることと致します。

 

まず、頚椎は頭蓋骨を支える7つの骨で構成されておりまして・・・

と、説明するより見た方が早いですね。

下図をご覧ください。

 

 

レントゲンで横から見るとこんな感じに移ります。(向かって左に顔があります)

そして、この頚椎の中には脊髄神経(せきずいしんけい)という、脳から続く神経の本管が通っています。

さらに、この神経の本管は細かく枝分かれして、頚椎の隙間から指先や背中にまで伸びているのです。

つまり、この神経に炎症を起こすと、神経に沿って腕や背中にも痛みが現れるというわけです。

 

では、どのような原因で神経の炎症は起きるのでしょう。

 

それには、加齢によって起こる「骨の変形」と「椎間板ヘルニア」という疾患が大きく関わっています。

 

ちょっと専門的な話になってきましたが、もう少しだけお付き合いくださいね。

 

加齢による骨の変形(骨棘)について

加齢による骨の変形と言っても、40歳代から問題となることが多いのです。

40代と聞いて、意外と若いって思いました?

でも、30代を超える辺りから、体の各組織には少なからず組織の変性が起きてくるのです。

要するに組織に柔軟性が無くなり、もろくなるってことです。

加齢に伴い、頚椎のある場所が変形を起こすと、そこを通る神経を圧迫してしまい神経に炎症を起こすことになります。

その重要な部分とはどこなのか?

下図をご覧ください。

 

 

このように、頚椎の骨と骨の間には神経が出て行く隙間があります。

そして、この隙間はすごく狭くできています。

だから、ここに変形が起きると、その中を通る神経はたちまち圧迫され、神経に炎症が起きてしまうのです。

・・・・。

 

いまいちイメージがわかないと思うので、神経が走行している図ものせますね。

 

 

何となく、イメージできましたでしょうか。

実際も、このように狭いスペースの中を神経は走行しています。

 

そして、下図のように加齢によって骨が変形すると、この狭いスペースがさらに狭くなってしまうんですね。

 

そうそう、上の図は頚椎を輪切りにした図です。

 

こんなに狭くなったら、神経もたまらないですよね。

でも、実際このくらい狭くなっている人も少なくないんですよ。

これが、骨の変形によって神経が圧迫される理由です。

神経の中にも血管が通っているので、圧迫されれば血行不全を起こします。

血行不全が続いていると、やがて神経にも炎症反応が起き、痛みとして認識されるようになるんですね。

 

この炎症による痛み刺激は神経を伝って、その神経が支配する領域にも痛みとして現れます。

これがいわゆる関連痛というものです。

だから、頚椎の変形による神経炎でも背中や首筋が痛むことがあるんですね。

(そりゃぁ、マッサージだけじゃ痛みが取れないわけですわ!)

 

椎間板ヘルニアについて

椎間板ヘルニアによる神経の圧迫でも同じようなことが言えます。

「・・・・ヘルニア?」
「ヘルニアって腰じゃないの?」

いえいえ、腰のヘルニアは有名ですが、首にもヘルニアはあるんですよ。

 

では下の図を見て下さい。

 

これまた、頚椎を輪切りにして上から見た図です。

このように、頚椎の椎間板の中身も飛び出ればヘルニアと言います。

ちなみに、腰部の時はこんな感じでしたね。(下図)

(イメージしやすいように載せておきます。)

 

 

 

頚椎を縦に切ってみると、こんな感じになります。(下図参照)

 

 

 

 

まぁ、ここまで出っ張ってしまうと他の症状も出てくるのですが、

難しいことは置いといて・・・

今回はヘルニアがどんなものかイメージさえできればOKです。

 

(腰椎椎間板ヘルニアについて詳しく知りたい方はこちらから)

 

要するに、骨の変形にせよ、ヘルニアにせよ、神経を圧迫すれば神経も炎症を起こします。

その結果、神経の支配する腕や背中などに「関連痛」として痛みが出現するわけです。

 

 

だから、いくら筋肉をマッサージしても良くならなかったのです。

 

「じゃぁ、どうしたらいいの?」

 

ですよね~。

 

では、そろそろ本題の「具体的にどのようにしたら痛みが改善するのか」についてにお話ししようと思います。

 

・・・っと。

ここからは少し長くなりそうなので、続きは次回お話ししたいと思います。

もったいぶらせてごめんなさいね。

次回は「すぐに出来る、頑固な肩こりを改善させる3つのポイント」についてです。

 

それでは、お楽しみに!

 

 

 

 

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