デスクワークで腰痛に!?腰に負担のかかる姿勢と腰痛の関係

腰痛

立っている状態より、座っている方が腰に負担がかかっているという事実、あなたは知っていましたか?

今回は姿勢と腰痛の関係。

体の動きによって、腰にはこんなに負担がかかっているんです。

腰痛に関する、意外な基礎知識。

腰痛持ちの方、必読です!

 

人類の8割以上が、一生に一回は経験するという「腰痛」。

今回は腰痛に関する知識の基礎の基礎、姿勢による腰への負担についてご紹介します。

姿勢による腰への負担

まずは、下図をご覧ください。

上図は1976年に発表された有名な論文です。

内容は姿勢の変化によって腰部への負担がどのように変わるかを調べたものです。

実験方法など詳細は後々ご説明しますが、注目して欲しいのは「立っている」状態より「座ってる状態」の方が腰にかかる負担が大きいという結果です。

意外でしょ?

まぁ、細かく指摘すればツッコミどころもあるのですが、それは置いといて、単純に驚きませんでした?

私はこれを初めて見た時、意外な結果であると同時に、何だか納得した事を覚えています。

それは、日常の診療で診る腰痛患者さんの多くが、デスクワーク主体の生活をしているからです。

これだけ負担がかかった状態で、毎日何時間も腰部を酷使していれば腰痛にもなりますよね。

しかも、デスクワークしてる人って、ほとんど動かないじゃない?

痛みが出ない方がおかしいですよね。

腰に負担がかかる?

まずは、グラフの見方から説明しましょう。

上図のグラフの横軸は姿勢の変化、縦軸は体重の何パーセントの負荷がかかっているかという値を表しています。

(立っている状態を100%とした時と比べて、姿勢が変わるとどのくらい変化したかという割合)

つまり、イスに座っている状態は立っている状態と比べ、約1.5倍の負荷がかかっているということです。

ちなみに、腰に良くないとされている中腰の姿勢と同じくらい、腰に負担がかかっているということです。

筋肉の疲労を考えなければ、デスクワーク中はずっと中腰でいるようなものとも言えます。

腰椎椎間板が腰痛のカギとなる?

上の表には、体重70kgの人の第3腰椎椎間板にかかる圧力と書いてありますね。

腰椎椎間板?

・・・(^_^;)

では、少し説明しましょう。

ヒトは脊椎動物と言われるように、脊椎という、いわゆる「背骨」が存在しています。

背骨は柱のような形なので、全体を脊柱(せきちゅう)ともいいます。

これを拡大すると下図のようになっているんです。

上図は脊柱の腰の部分を拡大した図です。

ここで、よく見ていただきたいのが「椎間板」と呼ばれる部分です。

この椎間板は上下を椎体と呼ばれる骨に挟まれていて、背骨の動きを出すためにとても重要な組織なのです。

さらに、荷重を分散させる役割も担うことから、軟骨様の比較的柔らかい組織でできています。

椎間板ヘルニアって聞いたことありますか?

そう、その椎間板です。

ちなみに、ヘルニアとは「とび出る」という意味なので、椎間板が壊れて中身が飛び出た状態を椎間板ヘルニアと言うのです。

少し話がそれてしまうので、椎間板ヘルニアについては後日詳しく解説しますね・・・。

 

・・・、どこまで話しましたっけ?

そうそう、椎間板は柔らかい組織で出来ているってとこでしたね。

そして、脊柱とは椎体と椎間板が交互に積み重なった柱状の構造をしているのです。

脊柱は頚椎(けいつい)7個、胸椎(きょうつい)12個、腰椎(ようつい)5個、仙骨(せんこつ)1個で出来ています。

ですから、第3腰椎椎間板とは3番目の腰骨の下にある椎間板ということになります。

今回の研究はこの第3腰椎の椎間板にかかる圧力を各姿勢で調査したものなのです。

椎間板の圧力って、どうやって測ったの?

どうやってって?

圧力計につながった針を直接ヒトの椎間板に刺して、色々な姿勢で計測したのです。

今では、倫理的にボツでしょうね。
でも、一時代昔はこんな研究もできたみたいです。

だから、未だに使われている貴重なデータなのです。

今では研究しようにも倫理的にNGなので、ヒトでは研究できないんですよ。

少し驚きましたか?

でも、腰痛を知る上で大切なデータです。

さいごに・・・

足早にお話ししてきましたが、なんとなく分かりましたでしょうか?

今日お伝えしたかったのは、何気ない生活の中で、こんなにも椎間板に負担がかかっているんだという事実。

そして、椎間板という組織が腰痛と深く関わっているということ。

腰痛と椎間板の深い関係を理解することは、腰痛の症状を改善させる上で避けては通れないということです。

腰痛に関して、お伝えしたい知識や対処法は、まだまだ沢山あります。

しかし、情報量が多くて一度にお伝えすることは難しい・・・

ですから、1単元ずつ出来るだけコンパクトにまとめ、これから腰痛に関する情報を分かりやすくお伝えしようと思います。

腰痛に対する知識を少しずつ深めていきましょう!

これからも、価値ある情報を発信しようとおもいますので、楽しみにしていてくださいね。

最後までお読みいただき、有難うございました。

それでは、また。

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