指先の痛み!骨折しているか見分ける方法

ドアに指を挟む!
重い物を足の趾に落とす!

誰しも一度は経験があるのではないでしょうか?

実は指先の骨折って、けっこう見逃されやすいんです。そして、放置してるといつまでも痛い。

あなたのその指、骨折してないですか?

ドアに指を挟む。
重い物を足の趾に落とす。

この2つの原因で指先が強く腫れてきたら、まず骨折を考えましょう。

特に足の趾は骨折してる事が非常に多いんです。そして、放置してしまうと治すのに苦労します。

そう、初期段階での正しい判断と処置が、その後を大きく左右するのです。

末節骨

指先の骨を解剖学では「末節骨」と呼びます。(呼び方なんでどうでもいいんですが、説明する上で便利なので使いますね。)この末節骨、その半分近くが爪に覆われているため、たとえバラバラに折れてしまっても、機能障害を残すことはほとんどありません。ただし、ここをケガするととにかく痛いんです。

つまり、治療はこの「痛み」をいかにコントロールするかが、大きなポイントと言えるでしょう。特に指先は神経が過敏であり、日常使う場所。放置すると痛みが引きにくいのはこの辺に理由があります。

骨折の種類

あまりに衝撃が強い場合には粉砕することもありますが、一般的に亀裂が入るくらいがほとんどです。なぜなら、爪に覆われているため衝撃が直接伝わる事は少ないからです。

足の趾についてはちょっと特殊です。

足の趾も手の指と同じ様に3本の骨で構成されているのですが、1つ1つの骨が非常に小さく、機能的にもあまり重要ではないため退化しています。生まれつき骨と骨が癒合してしまっている人も結構多いのです。そして、この癒合している部分で折れるとレントゲンで非常に見落とされやすい。

だって元々関節だった所がパキッと折れるので、レントゲンでも非常に分かりにくいんですね。そして、これを正確に判断するにはエコー検査が有用なんですが、これもまた身近にはありませんよね。

というわけで、徒手的に骨折を見分ける基本的な方法をお伝えしようと思います。

(相変わらず前置きが長くてすいません・・・・)

骨折してるか見分ける方法

1.外観(腫れ方)

打撲と比べて骨折は腫れが強くなるのが特徴です。なぜなら、骨の中には骨髄という血液を作る組織で満たされているため、骨が折れると大量に出血するんですね。だから、腫れも強くなります。

ケガをしてすぐに強く赤く腫れてきたら、骨折を疑いましょう。

2.圧痛

圧痛とは押して痛むかどうかですが、当然ぶつけたところを押せば痛みます。だから押し方にも工夫がいるのです。

爪の根元を横から挟むように押してみましょう。これで「ズキッ」と強い痛みが出れば骨折の可能性が高くなります。なぜなら、骨が折れると損傷した骨の全周(ぐるりと一周)に圧痛が出るのが特徴的だからです。

コツはできるだけ傷めた組織以外の場所を使って、骨にストレスをかけてみることです。打撲であれば直接ぶつかった所でなければ痛みが出ないはずです。

押し方にも工夫が必要ですが、圧痛も正確に診れば、1つの目安にはなるので試してみて下さい。

3.指先からの痛み

爪には触れず、指先からゆっくり押してみて下さい。指の中まで「ズキッ」と痛めば骨折の可能性は更に強くなります。

これは骨折を診る時に行う「軸圧痛」というもので、骨折では骨の長軸方向に圧力をかけると痛みが出るのが特徴的なんです。

ただし、爪を強く押してしまうと打撲でも爪根部が痛むため、できるだけ指腹から骨に向けて圧力をかけてみましょう。

できましたか?

まとめ

徒手的に骨折かどうかを見分けるためには、いかに傷めていない組織から骨にストレスをかけるかが肝となります。

日々の診療で私たちもこれらの徒手検査を行い、あたりをつけてから確認で画像検査を行いますが、慣れてくると腫れ方を見ただけでおおよその判断はつきます。

見分けるためには経験も必要ではありますが、要はぶつけた場所をできるだけ触らない様にして、様々な方向から骨に圧力をかけてみることです。

もし、「ズキッ」と強い痛みが出るようなら、どこかで骨が折れている可能性が高いと言えるでしょう。

さて、あなたの指は大丈夫でしたか?

さいごに・・・

いくら徒手的に検査をしても、一般の方が正確に判断できるとは限りません。
一度は医療機関でも診てもらいましょうね。

そんなこと言ったら今まで読んできたのに、意味ないじゃない・・・。なんて言わない下さいね。)

少しは参考になったでしょうか?

指先の骨折を見分けるポイントでした。

(指先のケガ、すぐにできる応急処置とは!詳しくはこちらから)

(「指第一関節の痛み!後遺症を残さないために知っておくべき6つの原因」詳しくはこちらから)

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